大蔵流狂言善竹会
手塚治虫作品・新作狂言
「勘当息子」 原作・手塚治虫「ブラック・ジャック」より
「勘当息子」 (かんどうむすこ)

原作 手塚治虫 「ブラック・ジャック」〈勘当息子〉より
狂言脚本・演出 善竹 隆司
〈協力〉 株式会社手塚プロダクション・公益財団法人宝塚市文化財団

登場人物 (シテ)老母  (アド)旅の医師  (アド)四郎

                            
 
                                                  
 旅の医師は山中で大雪に見舞われ、一軒の宿を見つけて泊めてもらうよう頼みます。一人暮らしの老母は、久しぶりに帰ってくる三人の息子との再会の為、一度は断りますが困り果てた様子に招き入れます。                            
今晩は老母の誕生日。それぞれ成功した息子達との祝いの宴が用意されますが、多忙を理由に誰も帰ってきません。嘆き悲しむ老母の元に、意外な人物が尋ねてきます・・・。

◎手塚治虫氏の生誕80周年を記念して、ゆかりの地「たからづか」で制作し好評を得た新作狂言で、手塚氏の考える親子の情愛を狂言ならではの演出で斬新に表現します。原作は1977年3月に発表された中期の傑作、第164話「勘当息子」。
また初めてマンガを原作にして制作された新作狂言です。

戻る

(c)ZENCHIKUKAI