大蔵流狂言善竹会
お知らせ
08-11 (Sat) 16:49
平成24年度「善竹狂言会」
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平成24年度「善竹狂言会」

【日時】10月21日(日)午後2時開演 午後1時開場
【会場】大阪能楽会館(06)6373-1726
【料金】一般前売券5,000円 一般当日券6,000円
     学生券3,000円(前売・当日共)全席自由席

【発売所】
大阪能楽会館 
ローソンチケット《Lコード52225》TEL0570-084-005
大蔵流狂言善竹会・当ウェブサイトメールフォームからお申し込み出来ます。TEL(078)822-3948

【番組】 
「伊文字」善竹 隆司 善竹徳一郎 善竹忠亮
「抜 殻」 善竹 忠一郎 善竹 忠重
「横 座」 大藏 彌太郎 大藏吉次郎 善竹 ?平

【あらすじ】
「伊文字」(いもじ)
 主人は太郎冠者を連れて、清水の観世音へ妻請いの祈誓をすると、西門の一の階に立った女を妻にするようお告げが出ます。西門には被衣をかずいた女が立っており、主人は太郎冠者に宿を聞きに遣はせます。すると女は「恋しくば問うても来たれ伊勢の国、伊勢寺本に住むぞ妾は」と歌で返事をして立ち去ります。しかし太郎冠者は歌を「恋いしくば問うても来たれい」までしか覚えていないので、歌関を拵え通りがかりの者に歌の後をつけてもらおうと考えます。

「抜 殻」(ぬけがら)
 主人からの遣いを言いつかった太郎冠者は、遣いに行く前のいつもの酒が出ないので、それとなく酒を所望します。主人の計らいで存分に飲んだ太郎冠者は、途中で酔いがまわって寝込んでしまいます。心配になり様子を見にきた主人は、懲らしめに鬼の面を太郎冠者につけて帰ります。やがて目が覚めた太郎冠者は、清水に行くと自分の顔が鬼になっているのに気づき驚きます。太郎冠者が変わり果てた鬼となって嘆き困惑するところが、独演で見どころです。



「横 座」(よこざ)
 牛を手にいれた耕作人は、目利きの為に牛博労のところへ引いて行きます。牛博労はその牛を見ると、以前に失った自分の牛で、主人の横で育てられた牛だから横座と呼べば答えると言います。耕作人は牛が返事をしたら返し、返事をしなかったら牛博労を我家の者にしようと持ちかけます。牛博労は承知して三声呼びますが、二声まで応えません。そこで文徳天皇の皇子、惟高・惟仁の皇位争いの故事を引いて、絵に描いた牛でも応えたと牛に語りかけます…。


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