「善竹兄弟狂言会」 第2回東京公演
【日時】6月28日(日)午後2時開演(午後1時開場)
【会場】渋谷 東急セルリアンタワー能楽堂
(東京都渋谷区桜丘町26-1)
TEL(03)3477-6412
【料金】一般当日券 6,000円
学生当日券 3,000円
【お問い合わせ・お申し込み】
大蔵流狂言善竹会(078)822-3948
ローソンチケット 《Lコード 34841》
TEL 0570-084-003
【番組】
「佐渡狐」(佐渡の百姓)善竹 隆司 (越後の百姓)大藏千太郎 (奏者)善竹 十郎
「栗 焼」(太郎冠者)善竹 隆平 (主)善竹富太郎
飯沢匡 作 武知鉄二 演出
新作狂言 「濯ぎ川」
(聟)善竹 隆平 (姑)善竹 隆司 (嫁)善竹 忠亮
【見どころ】
「佐渡狐」 (さどぎつね)
佐渡の百姓と越後の百姓が、道連れになり、揃って都へ年貢を納めに行きます。しかし道中佐渡に狐がいる、いないで口論となり、都のお奏者に判断を委ねる事にします。 お奏者に袖の下(賄賂)を渡して、有利な判断をしてもらおうとする佐渡の百姓。思惑はうまくいきますか・・・。
「栗 焼」 (くりやき)
主人は四十個の栗を、太郎冠者に焼き栗にするよう命じます。苦心して焼きあげるうちに、あまりの風味の良さに、四十の栗を全部食べてしまいます。さてその言い訳は・・・。
一切の無駄を排した何も無い能舞台上で、栗を焼く細やかな描写が見どころです。
新作狂言「濯ぎ川」 (すすぎがわ)
気の弱い夫は、嫁、姑から沢山の家事を押しつけられます。あまりに要求が多いので、仕事を紙に書き付けてもらう事にします。やがてふとした事から小袖を川に流してしまい、慌てた嫁も川にはまって流されてしまいます。姑は夫に助けるように言いますが、書き付けには無いので助けようとしません。
昭和27年に、曾祖父善竹彌五郎と深い親交のあった、武知鉄二氏演出・飯沢匡氏作により制作された、大蔵流の番外曲です。
善竹家のみで関東圏で上演されるのは初めての事。この機会に是非、ご鑑賞下さい。