狂言公演のご案内 《 学校公演 一般公演 》  

学校狂言鑑賞会

 大蔵流狂言善竹会では、「学校狂言鑑賞会」を公演しております。長く教科書に掲載されていた名作「附子」をはじめ、「柿山伏」や「梟」など、幼稚園・小学校低学年から高校生まで、それぞれのニーズにあわせた曲目を選定。また兵庫県立宝塚北高校演劇科講師も勤める善竹隆司・善竹隆平が、わかりやすく狂言の楽しみ方を解説。生徒自身に狂言の所作や独特の発声方法を体験してもらったうえで、狂言を鑑賞します。

 日本人にもかかわらず、自国文化に対して接する機会の少ない現状。単なる娯楽ではなく、楽しみながら伝統芸能に直にふれる。学校教育にふさわしい鑑賞会として制作しております。
ユネスコの第1回世界無形遺産認定でもある「能・狂言」。この機会に是非、ご検討下さい。

《学校狂言公演の一例》                                                                     学校公演イメージ
〈小中学校基本公演〉                                                                          
「狂言ミニワークショップ」
         *狂言とは何か、わかりやすく解説します。
          *狂言のせりふや所作(うごき)を生徒自身で楽しく体験。
         *本日の狂言の見どころ。     (所要時間20分)



大蔵流狂言 「柿山伏」(かきやまぶし)
(あらすじ)学校公演(2)
 修行を終えた山伏は故郷へ帰る道中、喉の乾きを癒そうとしていると立派な柿の木を見つけます。苦心の末、ようやく柿を食べていますと、見廻りに来た柿畑の主人に見つかってしまいます。怒った主人は山伏を散々に懲らしめますが・・・。 (所要時間20分)


《休憩15分》

大蔵流狂言 「附子」(ぶす)
(あらすじ)
 主人は二人の召使い太郎冠者・次郎冠者に桶を示し、風に当たるだけ中毒を起こす猛毒の「附子」であるので気をつけて番をするよう命じて外出します。二人は附子に興味をもち、猛毒にあたらないよう扇をつかって附子の中身を見届けます。はたしてその中身は・・・。
狂言といえば、まずこの曲名があがる代表作です。 (所要時間30分)
学校体育館能舞台
*上記は一例です。上演曲のご希望も承ります。
*大阪府内・阪神間・神戸市内・播磨・北摂地域は、当会近接地域内ですので、
別途交通費は不要です。
*全国各地での公演承ります。

《 公演実績 》
 
近畿圏各小中高等学校
大阪市内・神戸市内・京阪神各小中高等学校
関東圏各小中高等学校
中国地方各小中高等学校
文化庁・文化芸術による子供の育成事業/巡回公演
文化庁・文化芸術による子供の育成事業/芸術家派遣事業
追手門学院・賢明学院・近畿大学付属小学校・和歌山大学・武庫川女子大学 
神戸常盤大学 他学校公演(1)

公演時間・生徒数・ご希望などに合わせて、詳細はご相談させていただきます。
料金などご遠慮なく、お問い合わせ下さい。
 
《お問い合わせ・お申し込み》
「大蔵流狂言善竹会」 

当ウェブサイトメールフォームをご利用下さい。 

 YouTube
狂言「柿山伏」  動画  
URL     https://youtu.be/zOEMIelVsAg  

学校公演(2)柿山伏

















標準学校公演舞台仕様イメージ。

 
学校公演(3)













 
学校公演(5)















体育館・講堂での特設能舞台設置や、大阪・神戸での能楽堂貸し切り公演も可能です。
詳細はお問い合わせ下さい。

狂言の公演承ります

  狂言は能楽堂だけで上演されているわけではありません。
各地の劇場やホール、イベントでも狂言を上演することが可能です。
大蔵流狂言善竹会ではホール能狂言公演、薪能狂言などといった催しの企画やプロデュースをお手伝いします。より理解を深めたい、鑑賞の一助となるプレレクチャーやワークショップなどの企画も可能です。
また祝賀行事・杮落とし・結婚式・お祭り・レセプション・学会・ホテル等各種イベントでのアトラクションとして「狂言」もご好評をいただいております。
​外国人のお客様対応として、英語での狂言解説や、上演曲のあらすじ(英・独・仏語)をご用意可能です。
公演内容などのご相談を承ります。ご遠慮なくお問い合わせ下さい。


《 おめでたい催しでの公演一例 》
 
式楽「三番三」(さんばそう)
颯爽と舞う「揉之段」 厳粛に舞う「鈴之段」で五穀豊穣を願い、お囃子にのってめでたく舞います。三番三鈴之段
祝賀会・杮落とし・結婚式などの、おめでだい催しにふさわしい曲目です。
 
狂言「福の神」(ふくのかみ)
 二人の者は、年参りに出雲大社へ参詣します。恒例の豆をはやすと、神前から高らかな笑い声が響きわたり、「福の神」が現れます。やがて神酒を飲んで上機嫌になった福の神は、富貴になる心得を説いてめでたく舞い治めます。祝賀行事にふさわしい曲目です。
 
​狂言「棒 縛」(ぼうしばり)
 いつも留守になれば二人の召使いが酒を盗み飲みするので、主人は一計を案じ、次郎冠者は両手を棒で縛り、太郎冠者は綱で後ろ手をしばり外出します。しかし二人の者はなんとか酒を飲もうと酒蔵の戸を開ける事に成功します。さて二人は酒を楽しむ事が出来るのでしょうか・・・。窮屈な姿勢でなんとか酒を飲もうと奮闘するところが楽しい狂言。海外公演での評価も高い狂言の名作です。

狂言「三本の柱」(さんぼんのはしら)
 主人は三人の召使いに立派な柱を三本取ってくるよう命じますが、必ず各々が二本づつ持ってくるように申し付けます。
三人は知恵を絞って難題を解決し、めでたい囃子ものを謡いながら主人の元へ帰ります。建築をめでたく扱った曲で、杮落としや竣工記念にふさわしい曲目です。
棒縛
 
 
《お問い合わせ・お申し込み》
「大蔵流狂言善竹会」  
当ウェブサイトメールフォームをご利用下さい。
ページ最上部へ